来店で楽天ポイント、「アルクby眼鏡市場」、若者を開拓。
2014.10.31
眼鏡専門店最大手のメガネトップ(静岡市)は11月1日から、低価格店「ALOOK(アルク) by 眼鏡市場」の263店舗に店を訪れるだけで楽天のポイントがもらえるサービス「楽天チェック」を導入する。スマートフォン(スマホ)アプリを店内で立ち上げるだけでポイントがもらえるようになる。利用者の来店を促し、販売機会を拡大する。
メガネトップは来店した利用者に10ポイントを付与する。11月1~16日、期間中に利用すると最大5000ポイントがあたるキャンペーンも実施する。楽天は20~30代の会員が多いため、メガネトップは若い世代の開拓を図る。利用店舗は今後広げる。
楽天チェックは楽天の子会社、スポットライト(東京・渋谷)が運営する。消費者は所在地の周辺でポイントがもらえる店舗がスマホで確認できる。入店して指定の場所を訪れると自動検知され「楽天スーパーポイント」がもらえる。
楽天チェックの加盟店は、メガネトップの参加で全国1500店規模に拡大する。ポイントは楽天のネット通販など各種サービスに加えて、10月からはコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど全国1万2000店で利用可能になった。
日経MJ(流通新聞),2014/10/29,6面