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会社を興すきっかけになったエピソードをひとつ。以前、私はカード製造分野で国内NO.1のDNP(大日本印刷)でポイントカードおよびデータベースマーケティングの企画担当をしていました。その日もドラッグストアのポイントカード切り替え導入の検討に立会い、役員以下幹部と、サービス内容に関する打合せを行っていました。そこでは、「還元率はどうするか?他社はどうしている?」「交換商品はどうする?金券発行が運用が楽かな」といった顧客不在の打合せが永遠続きました。私は、憤慨し、得意先幹部に、「そんなサービスで、貴方の奥さんはおたくのお店に来ると思いますか?!」と言いました。すると、幹部は少し考え、「うちの奥さんは厳しいからこんなんじゃ来ないわ。他社の真似でないサービスをもう一度考え直そう」とおっしゃり、会議の流れがガラリと変わりました。その企業は、限られた投資ながら、オリジナルサービスによるスタートを切ることができ、リニューアル以前より会員顧客による収益が上がりました。
私は、モノづくりメーカーに入社し、モノを生かすためにも、「ソフト」の大切さに早くから課題意識を持っていました。
企業がなかなか自社の商品やサービス自体で差別化しづらい今日、それらを顧客に伝えるためのしくみ、付帯サービスとしての「会員制サービス」の重要性を訴え、その専門支援コンサル事業を2003年に立ち上げるに至ったのです。  
 
次に、会社設立後のエピソードをひとつ。とはいえ、多くの場合、企業における話の中心は、投資額の大きいシステム構築含むハードに目がいき、「ソフト」はおざなりにされがちでした。ある旅行会社とのプロジェクトでは、一緒に考案した生活者視点の新しい商品が既存の商品の打ち出し方と180度違ったため、社内外関係者への合意形成は非常な困難を伴い、リリースまで1年かかりました。しかし、結果として成果を残し、その年の社長賞をいただく商品となりました。
生活者視点に合わせ「ソフト」を変えるということは、場合により、既存の企業の概念を壊すことにもなり、それを乗り越えて実現していくのは決して易しいことではありません。
しかし、私は、「諦めない」ことをモットーに、生活者視点をもっとビジネスに取り入れることで、行きづまった世の中が新しいチャレンジにより変革できることを信じてやみません。
新たなチャレンジで、新しい提供価値を創っていきませんか。
そのようなお手伝いなら、エムズコミュニケイトはチーム一丸となって尽力することをお約束いたします 

株式会社エムズコミュニケイト 代表取締役社長 岡田 祐子

 

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著書:
『成功するポイントサービス~1万人の生活者から見る今あなたの会社がすべきこと』(WAVE出版) 
主な講演実績:
「今どきの顧客の新しい捉え方とアプローチの方法論」「消費財メーカーのためのCRM戦略」
「CRM戦略 流通小売がメーカーに求める「真」の願い」「CRM戦略 顔の見えない生活者のハートをつかみ優良顧客化を図る」 など
※主な講演先
日本経済新聞社/マーケティング研究協会/日本郵政他主催ダイレクトマーケティングフォーラム/関東経済産業局/お茶の水女子大学/慶應義塾大学/青山学院大学/その他一般企業他 
主なメディア掲載、執筆記事:
TV東京ガイアの夜明け「争奪!買い物ポイント~眠る10兆円を掘り起こせ~ 」
出演『日経スペシャル ガイアの夜明け2011』(日本経済新聞出版社)
掲載TV東京ワールドビジネスサテライト「生活者起点の新旅行商品開発」
出演小学館「DIME ~モバイルポイント新時代」(2011年7月19日号)
掲載宣伝会議「販促会議~リピーターの増やし方」(2011年11月号)
掲載など多数 TV東京ガイアの夜明け「争奪!買い物ポイント~眠る10兆円を掘り起こせ~」
以下のURLより、放送内容の概要をご覧頂けます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview090825.html