北陸電「ポイント」拡充、ヤングドライなどと提携。
2016.07.26
北陸電力は20日、クリーニング店のヤングドライ(富山市)、日本赤十字社と提携し、ネット会員向けのポイントサービスを拡充した。ためたポイントをヤングドライの金券や日本赤十字社への寄付に充てられる。併せて、外出して節電すると特典を受けられる「出かけて節電」の協力店舗も増やした。会員サービスを強化することで、既存顧客の囲い込みを図る。
同日始めた「ほくリンクポイント」は、検針票のウェブ閲覧などでポイントがもらえる仕組み。ためたポイントはNTTドコモの「dポイント」に交換して携帯電話料金の支払いに充てられるほか、スーパーや百貨店の商品券、地域スポーツチームのチケットなどに交換できる。両社との提携により、北陸電の提携先は17企業・団体となった。
出かけて節電は、会員サービスサイトに掲載されたクーポンを取得して協力店舗で提示すると、特典が受けられるサービス。入浴施設のテルメ金沢(金沢市)など11企業・団体を追加し、29企業・団体となった。9月末までの平日(8月15日を除く)の午後1時~4時に利用できる。
日本経済新聞 地方経済面 北陸,2016/07/21,ページ:8