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育児用品を5%引き、サツドラ、妊婦にクーポン、子育て支援、道と協定。

2016.03.14

 サッポロドラッグストアーと、子会社で共通ポイントカード「エゾカ」を運営するリージョナルマーケティング(札幌市)は7日、北海道と子育て支援の活性化を目指す連携協定を結んだ。協定に基づきサツドラは道内在住の妊婦に、育児用品を5%引きで買えるクーポン券を配布する。道内の子育て環境を充実させるとともに、主要顧客層である子育て世代の女性の誘客を狙う。
 道によると、子育て支援に特化した協定は初めて。同日に開いた調印式で2社の社長を兼務する富山浩樹氏は「ママが暮らしやすい北海道の実現に向け主体性を持って取り組みたい」と話した。
 クーポン券は4月以降、道が妊婦に母子手帳と一緒に配布する情報誌に添付する。サツドラは道が用意する「どさんこ・子育て特典制度」にも参加。小学生以下の子供を持つ世帯が5%引きで買い物できるようにする。
 店頭で配布する情報誌では、道の少子化対策の取り組みなどを紹介する。
 
 
 日本経済新聞 地方経済面 北海道,2016/03/08,ページ:1