ビットフライヤー、ビットコインと交換、ネットのポイント、まずGMO系。
2015.01.08
仮想通貨「ビットコイン」の販売を手がけるビットフライヤー(東京・千代田、加納裕三社長)はネットのポイントとビットコインを交換できるサービスを始めたと発表した。利用者はポイント交換サイトでためたポイントをビットコインに交換できる。まずGMOメディアが運営するサイトでの交換を始めた。順次、交換可能なサイトを増やす。
ビットフライヤーはビットコインの販売を手がける。個人間のビットコイン売買を仲介する取引所ではなく、同社が取引所などからビットコインを仕入れて販売する。
ポイントとの交換サービスの利用者は、まずビットフライヤーに自身の口座を開設。ポイント交換サイトの交換先でビットコインを選ぶと、ビットフライヤーの口座にビットコインが入る仕組みだ。
第1弾としてGMOメディアが運営する「ポイントタウン」での交換サービスを始めた。ポイントタウンの会員数は約188万人。利用者は同サイトでの買い物やアンケート回答、商品モニター調査への協力などを通じてポイントをためる。ためたポイントはビットコインのほか、電子マネーや商品券に交換して利用できる。
ビットフライヤーは今後、交換可能なサイトを増やしていく考えだ。既に2社と交渉中という。
日経MJ(流通新聞),2015/01/07,7面