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コープみらい、共通カードに移行、3都県で使用可。

2014.03.07

 生活協同組合最大手のコープみらい(さいたま市)は新たな共通ポイントカードを発行し、6月23日から全店で使えるようにする。コープみらいは東京、埼玉、千葉の3生協が合併して昨年3月に発足したため、現在は都県ごとに使えるカードが違っている。共通カードの導入により、県境に住む組合員が他都県にあるコープみらいの店で気軽に買い物できるようにする。
 新カードは、ためたポイントを引き継いだ状態で5月12日以降に組合員宅へ順次郵送する。買い物代金を支払う際にレジで提示すると、200円ごとに1ポイントを付与する。ためたポイントは1ポイント=1円として利用できる。
 現行のポイントカードは旧3生協のものをそれぞれ使ってきた。新カードは旧コープとうきょうのカードを基準に作る。旧コープとうきょうの店で使っている読み取り機を埼玉県、千葉県の店にも設置する。
 旧さいたまコープ、旧ちばコープのカードは6月23日以降使えなくなるが、旧コープとうきょうのカードは切り替え後も併用できる。
 
 

  日経MJ(流通新聞),2014/03/05,7面