「リクルートポイント」、来年中、7000店利用可能に。
2013.11.25
リクルートライフスタイル(東京・千代田)は服や雑貨などを扱う店舗向けポイントサービスを拡充した。対象の店を訪れるとポイントがたまるアプリを刷新。同社が運営する旅行予約サイトや共同購入サイトなどでためたポイントを、これらの店での買い物に使えるようにした。対象店は来年中に約7千店と現在の20倍以上に増やし、インターネットと店舗の相互送客を目指す。1日から「ROPE(ロペ)」や「無印良品」など同アプリ「ショプリエ」が使える約300店で、「リクルートポイント」(1ポイント=1円)も利用できるようにした。ショプリエをスマートフォンにダウンロードした消費者は、旅行予約の「じゃらん」やグルメ情報の「ホットペッパー」など11サイトを利用してためたポイントを店でも利用できる。
同社はこれまでもショプリエを通じ、対象商品のバーコードにスマホをかざすと、商品を買わなくても「仮想通貨」がたまるサービスを導入していた。じゃらんなどでたまるポイントとの相互利用を可能にすることで、店の集客力が一段と高まるとみている。店の利用者が、じゃらんやホットペッパーなどのサイトを閲覧する効果も見込んでいる。
日経MJ(流通新聞),2013/11/06,12面