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エムズコミュニケイト 魅力のあるポイント交換景品を揃えてポイントサービスを活性化

2012.09.28

大日本印刷株式会社の子会社で、企業と顧客のコミュニケーションに関するコンサルティングを手がける株式会社エムズコミュニケイト(以下:エムズ)は、貯めたポイントで交換できる景品の魅力を高めて、企業のポイントサービスを活性化させる「ポイント交換魅力化サービス」を9月28日に開始します。

【新サービス開始の背景】

生活者の価値観が多様化するなか、ポイントサービスに期待することや魅力と感じることなども変化してきています。エムズの独自調査によると、2009年と2011年を比較して、ポイントを「お金」と捉えて、節約・キャッシュバック感覚でポイントを貯める層が3.8%減少する一方、プレミアムな景品、旅行券、寄付などのモノやサービスに交換して「楽しむ」層が2.4%増加していることがわかりました。

しかし、既存のポイントサービスは、ポイントを値引きや買い物券などに交換する「お金」としての利用が主流で、生活者が「楽しむ」ポイントサービスを提供している企業は多くありません。また、ポイントで交換できる景品は、カタログギフトや店舗にある商品が多く、「魅力ある交換景品が無く、ウェブサイトやカタログで詳細を見ない」」「どのポイントサービスも代わり映えしない」などの声も多く、貯めたポイントの利用が進んでいません。

この課題に対してエムズは、ポイントサービスの改善ノウハウや独自データを活かして「魅力ある景品の企画」「ポイント交換コストの削減」「ポイントサービスによる購入意欲の向上」「ポイント交換景品を通じた企業ブランディング」など、企業のポイントサービスの活性化を支援します。

なお、サービス化に向けて行ったテストマーケティングでは、金融系企業のポイントサービスではポイント交換率が1.8倍、通販企業のポイントサービスではポイント交換率1.4倍、1ポイント当たりのコスト25%減という成果が見られました。

【「ポイント交換魅力化サービス」について】

当サービスは、生活者へのポイント交換景品の魅力を高めることで、リピート購買の促進など優良顧客の拡大を図り、企業のポイントサービスの活性化と採算性の向上を図るものです。具体的には、企業がターゲットとする顧客層の属性を分析し、<1>より好まれるポイント交換景品の企画・調達サービス<2>ポイント交換の魅力を訴求するウェブサイトやポイント交換サイト、店頭告知ツールなどコミュニケーションメディアの企画・制作サービスを提供します。

<1>ポイント交換景品の企画・調達サービス

○魅力ある景品やサービスを提供
保有するポイント交換実績データから、企業がターゲットとする生活者に人気のある景品や興味・関心が高い景品を企画して調達します。

例えば、30歳以上の女性をターゲットとした場合、お米やコーヒー、スイーツなどの定番商品に、アイディアキッチン雑貨やデザイン家電、著名人が企画・デザインしたグッズなどを加え、ポイント交換時の「選ぶ楽しさ」を提供します。また、抽選で当たる旅行券への応募や画像・映像のダウンロードなど、少ないポイントでも利用できる景品やサービス、入手困難なグッズや非日常体験ができる優良顧客向けのアクティビティ体験サービスなど、モノだけにとらわれない景品を企画します。また、期間限定のポイントキャンペーンなど、各種プロモーションの企画・運営も行います。

○採算性の向上を支援
景品交換に必要なポイント数や手配すべき数量などが最適になるように設定します。当サービスでは、景品として提供する商品やサービスをあらかじめ買い取る必要はなく、顧客からポイント交換の依頼があった時点で必要な数量を仕入れるため、在庫リスクを低減できます*1。
*1 : 商品ラインナップ数や想定数量に応じて条件は変動します。

<2>コミュニケーションメディアの企画・制作サービス

○企業紹介やポイント会員向けのウェブサイト、店頭告知ツールなどによる、ポイント交換に関する訴求力の向上を支援
例えば、ウェブサイトのトップページに交換景品のバナーを掲載したり、「交換景品ランキング」「今月オススメの交換景品」「交換景品に関する特集ページ」などのコンテンツを制作したりするなど、ポイントサービスの魅力や、ポイントを貯める楽しみを伝えるコミュニケーションメディアの企画・制作を行います。

【価格と売上目標】
<1>ポイント交換景品の企画・調達サービス
企画設計費用:30万円~、景品調達費用(景品手配):実費*2
*2 : 商品の発送や顧客からの問合せ対応などは上記価格には含まれていません。個別にお見積りします。

<2>コミュニケーションメディアの企画・制作サービス
対象となるメディアに応じて個別にお見積りします。
今後エムズは、値引きだけではない目的でポイントを提供したい企業や、ポイントサービスの差別化を検討する企業に向けて当サービスを提供し、2013年度までに5社、2億円の売上を目指します。