メディア掲載

「カードビジネス年鑑2021」エムズコミュニケイト、執筆協力

2021.06.10

企業と顧客のコミュニケーションに関するコンサルティングを手がける株式会社エムズコミュニケイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 祐子)は、3月29日に出版された「カードビジネス年鑑2021~New Normal CardBusiness~」(TIプランニング編集・発行)の発行にあたり、
第12章 拡大するポイントビジネス
ポイント市場と会計処理
1.ポイントビジネス動向
2.ポイントサービスの会計処理
3.ポイントサービスの税務
4.今後の注目点
ポイントサービス市場の概観
主要企業の取り組み
において全面執筆協力をいたしました。
詳細はこちらからご覧ください。

レポート「カードビジネス年鑑2021 」~New Normal CardBusiness~

Withコロナ・Afterコロナ禍のクレジット・デビット・プリペイドの動向、
最新の決済技術や支払いに関わる法務、ポイント動向などを紹介
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大により、人々の消費スタイルは大きく変化した。「非接触」「非対面」がキーワードとなり、それを実現可能なキャッシュレス決済は注目を浴びた。今回年鑑では、ニューノーマル時代のキャッシュレスサービスの重要性やトレンドについて紹介する。また、コロナ禍により、クレジット(後払い)、デビット(即時払い)、プリペイド(前払い)がどう変化するのかについて考察する。また、世界のキャッシュレス化の概況について取り上げる。

さらに、イシュイング(カード発行)やアクワイアリング(端末設置等の加盟店開拓)での技術トレンド、決済関連サービスにおける最新の法務事情、NFCサービス市場、ポイントビジネスの動向と会計処理といった動向を紹介する。

本レポートの発行が、国内のカードやモバイルなどを利用したペイメント・カードビジネスを活性化させる後押しとなれば幸いである。

●編集・発行:TIプランニング
●発売:2021年3月29日
●4色オールカラー
●ページ数:224
●価格:本体価格100,000円+税(税込価格110,000円)

第1章 キャッシュレス決済の市場概況
今後のクレジット、デビット、プリペイドの市場予測
予測にあたり
1.クレジットカード市場予測
2.デビットカード市場予測
3.プリペイド・電子マネー(主要8社)決済市場予測

第2章 コロナ禍のキャッシュレスビジネスモデル
「非対面」「非接触」でキャッシュレスが注目
無人店舗の研究も進む
生体認証の普及はスムーズな登録がカギに
生体認証ICカードやNFCタグの普及に注目

第3章 クレジット市場、クレジットカード会社の取り組み
着実に成長するクレジット市場
クレジット決済データによる消費動向の分析
中小の実店舗の利用拡大に向けて
国際ブランドの非接触決済サービス(EMVコンタクトレス)
オムニチャネル化の推進
個別企業の取り組み

第4章 年々成長するデビット市場
コツコツと成長を続ける
ブランドデビットの概要
カード会社が発行などを支援
主要プレイヤーの発行状況
・ネット銀行
・外資系のデビット事例
・メガバンクの取り組み
・地方銀行の取り組み
・国内初のデジタルバンクの誕生
「J-Debit」「Bank Pay」の展開

第5章 電子マネー、プリペイド市場の状況
地道に成長する電子マネー
個別企業の取り組み
プラスチックプリペイドカードの概要
流通以外の領域でも広がるブランドプリペイド

第6章 ペイメントの技術動向
クレジット決済技術の最新事情とアクワイアリングおよびイシュイング観点からの最新トレンド
全トランザクションの8割がEMV対応 非接触決済が着実に増加
PSD2制定による規制緩和に伴い、3-Dセキュアで取引の安全性を確保
・国際的な決済を「nexo」の電文で実施可能に 普及はこれからだが、国内でも関心高まる
EMVカードの本人認証方式 優先順位の高い順から確認・実行
カードの偽造/改ざんを発見するための3タイプのカード認証方式
リスクに応じてオンライン承認を要求 イシュアとの連携で不正取引を回避
スピードが第一のビジネス要件 コロナ禍で高まる非接触決済のニーズ
非接触の決済スピードは現金の3分の1 国際ブランドはサポート義務化を推進
アクワイアリング:ブランドテストの傾向と注意点 決済端末のEMV化、非接触対応端末が増加
ブランドテストの留意点 EMV認定範囲内・外に潜む落とし穴

第7章 QR/バーコード決済の動向
キャッシュレス決済の主役となるか?
個別企業の取り組み
地域マネーも登場
前給サービスもローンチ
流通企業の独自Pay戦略

第8章 コロナ禍で拡大するEC決済市場と関連事業者の取り組み
ECにおける決済の比率
電子マネー(非接触電子マネー、ネットワーク電子マネー)
インターネットバンキング、Pay-easy
ID決済サービス(モール事業者、ソーシャル系、PayPal)
コンビニ払い(前払い、後払い)
キャリア決済
決済代行事業者の取り組み
現地通貨で支払いができる多通貨決済

第9章 決済ビジネスで注目の法令
「決済関連サービスに関する最新の法務事情」
~サービスのデジタル化にキャッチアップする法律と新たな課題
1.最近の決済サービスの状況
2.電子化に踏み切った割賦販売法の改正
(1)少額包括信用購入あっせん業者の誕生
(2)認定包括信用購入あっせん業者とは何か
(3)情報提供が書面から電子化原則に
(4)クレジットカード番号等の適切管理義務の拡大
(5)法改正後に予想される参入者と留意点
3.資金決済法の改正と金融サービス仲介業の新設による決済ビジネスの拡大
(1)金融サービス提供法の制定
(2)金融サービス媒介業ができること
(3)電子金融サービス媒介業とは
(4)今後の課題
4.資金決済法の改正
(1)資金決済法の改正と資金移動業の見直し
(2)前払式支払手段におけるセキュリティの強化要請

第10章 海外動向
世界のキャッシュレス化の概況
○キャッシュレス化の進展は国毎に異なる
○キャッシュレス手段は国毎に異なる
○欧州ではデビットカードが中心だが、進展しない国もある
○デビットカードがキャッシュレス化を牽引するオランダ
○キャッシュレス化により日常生活の利便性が向上したイギリス
国内限定デビットカードがキャッシュレス化を牽引するデンマーク
○先進国でもキャッシュレス化が遅れるスペイン
○適材適所のキャッシュレス手段を利用できるシンガポール
○ライドシェアがキャッシュレス化を牽引するインドネシア
○途上国ならではの金融サービスを展開するネパール
○コロナ禍後の日本のキャッシュレス決済への期待

第11章 普及が期待されるNFCビジネス
NFCフォーラム
搭載モバイル端末を活かし複合的なNFCサービスを
NFCスマートフォンの時代へ:整いつつある市場環境
どにあるのか普及の突破口:NFCスマートフォン利用の先行例
いかに1台のスマホで:仕様の標準化がNFCフォーラムの役割
新たに追加されたモード:ワイヤレスチャージング
チャージ電力量の調節と対象デバイスの判定
レファレンス装置の改良と追加的な仕様、認証プログラムの策定が進行中
アンテナの小型化と、充電のスピードアップも検討課題
国内におけるNFCの活用事例

第12章 拡大するポイントビジネス
ポイント市場と会計処理
1.ポイントビジネス動向
2.ポイントサービスの会計処理
3.ポイントサービスの税務
4.今後の注目点
ポイントサービス市場の概観
主要企業の取り組み