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■CO2削減へケータイでピッ!! 四日市で古紙運び込みポイント加算

リサイクルで古紙を運び込むと実質的な二酸化炭素(CO2)の削減量が分かり、持ち込んだ古紙の重さによってポイントが加算されて提携先の小売店で使える全国初のシステムが、四日市市内の2カ所のエコステーションに試験導入された。
開発したのは、再生資源に関するコンサルタント会社「環境思考」=同市山之一色町。「エミッション・バンク」と名付けられたシステムは、三重大(津市)と同社が共同開発した。
利用者は、電子マネー機能がある携帯電話を端末にかざし、エミッション・バンクの画面の「(仕事や買い物の)ついで」か「わざわざ」かを選択。その後、交通手段や乗ってきた車の排気量などの質問に答える。すると、リサイクルによるCO2削減量から交通移動でかかったCO2排出量を差し引いた実質的な削減量が算出され、表示される。利用者へのCO2削減の意識付けが狙いだ。
ポイントは、古紙1キロごとに2ポイントが加算され、500ポイントたまると提携先のスーパーやガソリンスタンドで500円分の商品券として使える。
風や寒さの影響で端末が思ったように作動しない場合もあり、システムの改良を重ねる。本格始動し、実際にたまったポイントが店で使えるのは、7月以降になる予定。将来的には、森林保全に使う「カーボンオフセット」や、企業などに買い取ってもらう「排出量取引」などの導入も検討する。
大川光司社長(59)は「貢献した数字が目に見え、取り組みへの意識が高まるはず。利用者はポイント、回収業者は収集のコスト減、小売店は集客増が見込め、3者に利点が生まれる」と胸を張る。



                                (参照元:2010年3月30日中日新聞)