■Tポイント 地域絞り攻勢 CCC、第1弾は鹿児島増
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、自社で運営する共通ポイントサービス「Tポイント」の認知と会員拡大のため、地域を絞った利用促進戦略を始める。第1弾として、鹿児島県内で19日から初の冠イベントとなる女子ゴルフツアーを開催、県内の提携会社各店でポイントの追加付与も始めた。今後も全国で、順次地域別に重点施策を実施していく方針だ。
開催するのは「Tポイントレディス ゴルフトーナメント」。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の公認ツアーで、鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県蒲生町)で21日まで開く。賞金総額は7,000万円、横峯さくら、諸見里しのぶ、古閑美保などの選手が参加する。
この大会に連動して、「We Love 鹿児島」のコピーを掲げて3月から県内で重点施策を展開。CCCのレンタル・販売店「TSUTAYA」のほか、ファミリーマート、エネオス、ガスト、カメラのキタムラなど、提携11企業13ブランドの474店で、ポイント付与率を2倍にするキャンペーンを21日まで実施する。
また、鹿児島市内を走る市電の車体に、Tポイントのトレードマークや提携各社のロゴを描いて訴求。こうした集中施策を受けて「客数や販売額が増えた」(エネオス)と、効果が表れているという。19日からの大会でも、会場のギャラリープラザでの飲食・物販にTポイントを付与する。
CCCは、今後も地域を特定して重点的に利用促進施策を展開する方針。イベントなどを主催、または協賛して、その地域の提携店が共同でポイント割り増しなどのキャンペーンを実施する方法などを検討している。すでに次の重点地域の選定を始めている。
Tポイントは、約70社が参加、3,400万人の会員がいるが、これを6,000万人に引き上げて「2人に1人が利用するポイントにする」(増田宗昭社長)考え。3月には、ローソンやゲオなどが参加して、共通ポイント「Ponta(ポンタ)」が始まるなど、利用者や提携企業の囲い込み競争が激化している。
(参照元:2010年3月19日日経MJ7ページ)