■セブン&アイ、クレディセゾンと提携 カード会員1,000万人
セブン&アイ・ホールディングスはクレディセゾンと業務提携する。
両社が共同出資する新会社が、そごう・西武のクレジットカード事業を受託するほか、将来はイトーヨーカ堂など他のグループ店舗のカード事業でも連携する。専業大手のクレディセゾンのノウハウを取り込んで、グループのカード会員数を5年以内に現在の7割増の1,000万人まで増やす。
セブン&アイのカード事業は、そごう・西武が「クラブ・オンカードセゾン」や「ミレニアムカードセゾン」を手掛けており、約300万人の会員がいる。現在はこれらカードの発行や運営は、クレディセゾンが受託している。まずセブン&アイが51%、クレディセゾンが49%出資する新会社に、百貨店のカード事業を移管する。
このほかセブン&アイは傘下のアイワイ・カード・サービスがイトーヨーカ堂などで使える「アイワイカード」を発行し、現在会員数は約300万人いる。3年後をメドにクレディセゾンとの合弁会社と、アイワイ・カード・サービスの事業を統合する計画だ。セブン&アイの共通ポイントなどを導入してグループ店舗の相乗効果を高める。
クレディセゾンのカード会員をセブン&アイのグループ店舗へ誘導するほか、セブン&アイが力を入れている、インターネット通販事業や中国などでの店舗展開でも、クレディセゾンが連携を検討し、互いに成長の機会を探る。
05年に持ち株会社として設立したセブン&アイは金融サービスを新たな重点分野に位置付け、セブン銀行の事業拡大や電子マネーの「nanaco(ナナコ)」を強化してきたが、クレジットカードの強化が課題になっていた。プライベートブランド(PB=自主企画)など商品政策ではグループ各社で相乗効果を狙う動きを強めており、カード事業でも一体的な運営を目指す。
(参照元:2010年3月19日日経MJ5ページ)