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青森銀、Tポイント付与、きょうから、給与口座指定などで。

2016.03.01

 青森銀行はTポイント・ジャパン(東京・渋谷)と提携し、取引に応じて小売店などで使える共通ポイント「Tポイント」を付与するサービスを3月1日から始める。同サービスの導入は東北の地方銀行で初めてという。Tポイント会員が特に多い若者を新規顧客に取り込む。
 給与振込口座新規指定で250ポイント、給与振込の継続で毎月10ポイント(5年以上継続は同20ポイント)を付与する。また、住宅ローン新規契約は1000ポイント、ローン取引継続で毎月50ポイント(5年以上継続は同100ポイント)、カードローン新規契約は500ポイントをそれぞれ付与する。
 さらに3月1日~5月31日に給与振込新規指定と同時に積立投信や少額投資非課税制度(NISA)口座などを申し込むと250ポイントを付与する。
 Tポイント・ジャパンによると、青森県内のTポイント会員は県人口の39%の52万人。全国の会員数は総人口の45%の5700万人で、20代は76%、30代は68%が会員になっている。
 青森銀の石川啓太郎・執行役員営業統括部長は「Tポイントは若い人へのアプローチに有力。当行との取引を一層身近に魅力的に感じてほしい」と話している。
 
 
 日本経済新聞 地方経済面 東北,2016/03/01,ページ:2