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IC乗車券にポイント、レセプター、商店街カード代わりに。

2016.01.25

 【北九州】ソフト開発ベンチャーのレセプター(北九州市、平田教光社長)は小規模店が九州旅客鉄道(JR九州)の「スゴカ」などのIC乗車券をポイントカード代わりに使えるサービスを今春から全国で始める。異なる店のポイントも1枚で蓄積・利用できる。2年後をめどに1万店の加盟を目指す。
 サービス名は「CocoCa(ココカ)」。4月から北九州市や福岡市を中心に全国の個人経営の美容室や飲食店などで始める。スゴカや西日本鉄道の「ニモカ」など非接触IC技術「フェリカ」を採用したIC券5種類が利用できる。
 IC券の読み取り機能を備えたケースと、専用アプリを入れたスマートフォン(スマホ)をセットにして専用端末として加盟店に貸与する。その店の顧客が会員登録をしてIC券をかざすと、画面に紙のポイントカードを模して表示。店側はスタンプを押す感覚でポイントを管理できる。
 ポイントの蓄積・利用情報は専用端末を介してクラウドに記録。別の店のポイントを同じIC券で管理できる。会員は専用サイトでポイントをためている店を確かめられる。ポイント蓄積・利用を繰り返してもIC券にチャージした金額には影響を及ぼさない。
 小規模店が磁気で書き換え可能なポイントカードを発行する場合、1000枚を用意すると記録する端末を含めて25万円以上かかるという。CocoCaはこうした発行経費が不要で、月額3800円とデータ通信料で利用できる。
 
 
  日経MJ(流通新聞),2016/01/25,ページ:5