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関電、家庭向け新料金-夜間に割安単価設定

2016.01.18

 関西電力は4月に導入する家庭向け新料金メニューと新サービスを決めた。電気使用量が多く、夜間比率が多い家庭向け選択約款を導入し、価格メリットを提示。ポイントサービスも刷新し、提携する通信系や流通系ポイントの種類を充実させた。暮らし周辺サービスと合わせて小売り全面自由化後による顧客離脱を防ぐ。
 新たな料金メニューとして時間帯で電力量料金単価が異なる「eスマート10」を導入する。22時から8時までの10時間を「ナイトタイム」として割安な単価を設定した。香川次朗副社長は「(使用量見える化のウェブサービスを通じて)使用状況を理解し、うまく使ってほしい」とアピールする。また、全契約者を対象に、宅内の電気のトラブル発生時、24時間365日訪問対応するサービス「でんきの駆けつけサービス」を無料で提供する。
 
 
  日刊工業新聞,2016/01/18,ページ:3