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ポイント会員、若者に的、ダイナック、SNSで販促。

2016.05.24

 サントリーグループでダイニングの「響」などを運営するダイナックは、会員制ポイントカードを使った顧客の囲い込みを強化する。ネットを使った販促強化で20~30代の会員獲得に注力する。会員による売上高は2018年に15年比で17%増の100億円、ネット会員数は同1・8倍の10万人を目指す考えだ。
 会員制ポイントカード「倶楽部(くらぶ)ダイナック」でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やインターネット上の広告を積極化する。
 同社によると、現在の20~30代の有効会員数は全体の約3割で、「少子高齢化や人口減少が進んでも、水準を維持していきたい」という。
 高品質なメニューやサービスを売り込み、新社会人らに利用してもらう狙いだ。ネット上で会員登録できる利点や、通常時のポイント還元率が10%と比較的高いことを訴求する。
 
 
 日経MJ(流通新聞),2016/05/18,ページ:14