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音楽ファンの消費行動分析、CCC、ポイントカード発行、販促にデータ提供。

2014.03.04

 共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月、音楽アーティストのファンクラブ向けにポイントカードを発行する。ファンをポイント会員に取り込んで消費行動を分析。食品メーカーなどにデータを提供し、アーティストを使った効果的な販売促進活動に役立ててもらう。
 ファンクラブの運営業務を代行するSKIYAKI(スキヤキ、東京・渋谷)に数億円を出資し、提携した。同社は人気グループ「ゴールデンボンバー」など約150組のファンクラブの運営業務を手がけている。会員数は合計で約50万人。
 ファンクラブの会員証とポイントサービスを一体にしたカードを発行する。
 カードの利用を通じてコンビニエンスストアやスーパーなどでの購入情報を取得。ファンの年代や性別、居住地のデータと合わせて分析し、適した商品企画などをメーカーに提案する。
 
 

  日本経済新聞 朝刊,2014/03/01,11面