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おトク―リクルートカードプラス(リクルートホールディングス)、高い還元率、サイトで上乗せ(金融アイテムレビュー)

2014.09.18

 少しでもお得に買い物をしたい。そういった場合に頼りになるのが高還元率のクレジットカードだ。その一つがリクルートホールディングスが昨年5月から発行している「リクルートカードプラス」だ。年会費2000円(税別)の支払いは必要だが、支払額100円当たり2ポイントが還元され、特典が利用できる。平均的な同0・5ポイント程度と比べ還元率は高い。
 ポイントの上乗せもある。宿泊予約サービスの「じゃらん」や仮想商店街の「ポンパレモール」など、リクルートが提供するインターネットサービスでカードを利用すれば、還元率に2~3%が上乗せされ、合計で4~5%の高還元率となっている。
 高還元率を設定した背景には「クレジットカードがお得な決済ツールだという認識が消費者に根付いたことがある」(JCB)という。従来のクレジットカードのようにサービス面やブランド力を前面に押し出すのではなく、お得さで消費者のニーズをつかもうというわけだ。
 年会費が無料の「リクルートカード」も、同1・2ポイントと高めの還元率が設定されている。ただ、ポイントを利用できるのは、リクルートが運営するサイトなどに限られている。
 
 
  日本経済新聞 朝刊,2014/09/06,22面